無線機の電源を遠隔操作しオンオフを行おうとするものです。
キットがないか調べましたら4ポートの制御できる装置が秋月さんから出ていました。
IP POWER 9202という台湾製の完成ボードです。一応ACアダプタが付きます。HTMLは内臓されていますので配線し筐体にいれれば完成です。(私が購入した翌日には秋月さんのサイトから消えていました。最後の1個だったようです。メーカーは
AVIOSYSです。)
秋月さんには9212という完成品もありますのでご覧ください。ちなみに9202は4300円でした。
最初に内臓WEBサイトの画面です。この画面からリレーのオンオフできます。
IPアドレスなどは設定ソフトIPEDITから行います。
説明書にはDLLがあって開発もできるようなことが書いてありましたが、上記の画面でよければ何も考えることなくオンオフできます。実際添付のdllはWin32dllのようで.NETでは参照できません。webを見ると使う方法もあるらしいです。2005年発売ですので2016年にそこまでやる気が起きません。
アプリケーションですのでPC上から起動します。ですのでAndroidなどでは動きません。もう一つこのキットにINFINITY_Camというソフトが添付されてきます。これは同社のカメラViewerソフトですがIP Power制御のボタンがついていてこちらでもコントロールできます。
この画面のウインドウの右下の青い丸と四角がIP Powerのコントロールボタンです。
ところがこの二つのソフトは同じLAN内なら安定して動きますが、WANからルーターを超えて制御しようとしますと動きません。どうもHTTPのポート以外に隠しポートがあるようです。ポートの穴開けができないので諦めます。
最初の内臓WEBですがIEだと10回の内9.5回はログインに失敗します。ところがEdgeだと動きます。ただし1アクションごとにハングアップするのでそのたびログインし直します。。その後いろいろ調べたらIEのインターネットオプションでキャッシュの削除を行えば毎回繋がるようになりました。またFirefoxでもキャッシュのクリアを行えば繋がります。IEとFirefoxはハングアップすることがありません。スマホからも制御できました。これでWANからいつでも制御できます。
次はハードです。
完成基板の状態で来ますのでケースに入れる必要があります。