私は机の上にはパソコンのみでRigは隣の隣の部屋にあります。それは部屋が狭いこと、ごつい機械を家族が嫌がること、家族の反対で部屋内に同軸を這わせられないことなどからアンテナの一番近い部屋にRigを置きパソコンでリモートコントロールしています。
以前作成した装置が大きいので既製品にしようと思いネットを徘徊していたらSCU-17なるものがメーカーから出ていました。国内では他にUSBIF-4CWというのがありました。海外にもいくつか有り日本でも入手可能な物が見つかりました。音声系も含めすべて制御できるのですがどれもかなりお高いですね。
総合的に判断してSCU-17がいいのですがよく考えるといらない機能ばかりです。
以前作成したものはデジタル通信、CW、SSB、FMと全てできるようにしていましたが結局デジタル通信はまったくやらず、CWも1年に1度くらいです。ようは音声通信さえできればよいのです。
それならCATはあるので音声(SPとMIC)のみ送り受けできればよいことになりました。
PTTもHRD(Ham Radio Deluxe)にボタンがあるのでいりません。(ちなみに私のCATはマルツオンラインの超小型USBシリアル・モジュールMPL2303SAです。)
ですからオーディオのInとOutが延長できればよいので次のようなブロック図になります。
これならSCU-17はいりません。簡単そうなので早速製作しました。手持ちの筐体が大きかったのでRigのパワーオンオフとPTTそれにMicへ入力する信号を折り返してパソコンに返すコールバック機能をつけました。PTTはHRDのTxボタンをマウスでクリックすればよいのですがキーボードのキーを割り当ててキーをたたく操作のほうが楽なのでつけました。ログの記入などでマウスが使えなくとも大丈夫です。またコールバックは変調がかからない時の切り分けに便利なので付けました。
Rigのスピーカー出力はバックパネルのSP-OUTでなくDATAコネクタのDataOut1200から取ってます。この二つは同じものが出力されていません。HRDで周波数を連続して変更した時にSP-OUTでは気になるクリック音が入ります。DataOut1200ではそれが気にならないほどのレベルです。以前使用していたICOMでは全く起きない現象でした。きっと最近のRiGでは改善されているのでしょう。
回路図です。
USB-AudioはSound Blaster Play! 2を奮発しました。以前使用した200円の物はすぐ壊れました。1100円のバッファローもいいのですが音量調整が煩わしいのでボタン類が何も無いものにしました。
ところが問題が発生し1100円のバッファローに戻りました。その後SB-Play2が原因でないことがわかり再度SB-Play2になりました。詳細は後述
一応トランスでマッチングとアイソレションしています。KT-22は共立に売っていたのですがST-22のセカンドソースらしいです。(300円)
CP2102は中華製の290円(Amazon)でした。
セ
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